赤ちゃんの絶壁頭の原因は?
実は、日本人の2割以上が絶壁頭だといわれています。
なぜ、これほどまでに日本人は絶壁が多いのでしょうか。
海外では日本人ほど多くありません。
イメージ的にも、ウェスタン系の人種は特に頭の形が綺麗な気がしますよね。
遺伝だといってしまえばそれまでかもしれません。
ただ海外で出産し、子育てをしている私からすると、
絶壁頭に対する海外での意識と、日本人の『意識の違い』が大きな原因だと思います。
- 日本では絶壁頭はよくあること。
- 遺伝だからどうしようもない。
- 別に病気ってわけでもないんだし、髪の毛が生えたら気にならないでしょ。
という意見が多いように思います。
ですので絶壁を予防できるにもかかわらず、その機会を逃してしまっているのです。
でも、もし親のちょっとした努力で綺麗な丸い頭にしてあげられるなら、
それに越したことはないですよね。
新生児の寝かせ方で将来の頭の形が決まる
新生児の頭は、非常に柔らかく、急激な脳の成長に合わせて
頭の大きさと形も変わります。
つまり、この時期に後頭部に一定の圧力がかかり続けると
その部分が平たく変形してきます。
そして赤ちゃんは平らになった面で寝ると寝やすいから、いつも同じ向きで寝る。
結果、頭の形が歪んでしまうのです。
それは、必ずしも真後ろの後頭部が平らになるというだけではなく
右を向いてばかり、左を向いてばかりという『向き癖』が付くことにより
後頭部が斜めに歪む場合もあります。
この向き癖は、生後2〜3週間ですでに現れてきます。
赤ちゃんが寝ているとき、どちらか一方のみに顔を傾けていたら要注意です!
とくによく寝る子は、長時間後頭部への負担がかかるので、
余計に絶壁になりやすい傾向にあります。
親としては、とてもありがたいのですけどね。。。
ただ、だからといってうつ伏せに寝かせてはいけません。
近年では、乳幼児突然死症候群(SIDS)予防のため、
うつぶせ寝は避けるようにとの支持が出されています。
ではなぜ向き癖が付くのでしょう。
それにはちゃんと理由があります!